量子正男 不確定性原理


人面星無し 作者の得点:1205 順位対応版(外部Site)

量子力学の主柱「Heisenbergの不確定性原理」を表現しました。量子力学は大学の専攻分野なので、此の面の意味を理解できる人は居ないでしょう。
何も操作しないでください。即ち全自動。

解説

不確定性原理により、物理量の測定値は全く同じ系であっても観測する毎に値が異なる。LEFT→観測、得点→測定値。此の面では、22回の観測を行っている。
平均値が収束して往き、最終的な得点は何度試行しても大体同じになる。
理論上の最高得点は、105+150*22=3405。

「量子将棋」は量子力学に於ける「重ね合わせの原理」を題材にしているが、指し手(観測結果)が無作為ではなく意図的に選ばれている為、量子力学の肝心の特性を表現出来ていない。故に「量子」の名を冠するには余り相応しくない。当作品の方が量子力学の特徴を反映している。

表現内容の解説

ランダムのサイコロと量子力学の意味の違い
そもそもサイコロの出る目がランダムなのは、サイコロを投げる際の条件が毎度異なっているからだ。サイコロの初期位置サイコロに与える力気圧等の条件が全く同じであれば、何度投げても出目は必ず一致する。
対して量子力学の世界では、「条件が全く同じなのに結果が異なる」という事態が有り得る。これは量子力学の最大の特徴であり、当作品の題材である。
当作品は、「観測対象の系の状態」を「正男の動き」で譬えている。解り易く記述すると、「系の状態は全く同じ筈なのに、測定値が異なる」が「全自動で正男の動きは全く同じ筈なのに、得点が異なる」に対応しているのだ。チコリンは乱れを産み出す超越的存在で、「自動系作品は常に得点が同じになる」という固定観念を逆手に取る事で当作品の表現は成立している。

制作の経緯

此の面の発想は、2月19日に布団で横になっている時に浮かんだ。

私が発明した「全自動アイテム充填装置」を活用している。初めは1UPキノコを手動で取る仕組みにする積もりだったが、25日に「全自動アイテム充填装置を用いる」という発想を得た。手動だと誰も遊んでくれないと思ったからだ。元々は、「全自動アイテム充填装置」を紹介する為にこれを主役に置いた作品を作る予定だったが、その間も無い後にこの「量子正男」を発案した為、「全自動アイテム充填装置」紹介作品を作るのは辞めて「量子正男」を作る事にした。此の判断には、Java版正男界が近々滅ぶという事も影響している。当作品を公開した約4ヵ月後、「全自動アイテム充填装置」の紹介を目的とする作品天空の巨大要塞を公開した。

「量子正男」という名称は、元正男界住人・na2hiro氏が作った「量子将棋」という奇妙なゲームに因んでいる。

反響

当作品には、通常とは異なる性質の反響が大きかった。

真・みんなの作品+に当作品を投稿した所、(サーバー障害に因ってデータは現存しないが)順位表に於いて、何度も得点を投稿する人が数人現れ(投稿した得点は全て異なった物)、約5件が平均の近頃の真・みんなの作品の順位表で、約35件の得点投稿が有った。何度も得点投稿してくれたのは、私が不確定性原理を学んだ時と似た驚きや感動を得てくれたからだと思う。

又、当作品の意味に関する質問が出たので、後に解説を記した。

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量子正男 不確定性原理 への2件のフィードバック

  1. たたも のコメント:

    そういえば、サーバー上のデータが飛んでしまったためにコメントも消えてしまったので確認できなかったのですが、
    結局「この面の意味」はどういったものだったのでしょうか。
    うひょさんは、量子力学ではなく、基礎的な統計学の大数の法則という知識によって説明されるものだとコメントしていたように記憶していますが。
    データが飛んでしまったので、もう一度趣旨を伺いたいところです。

    最後の私のコメント(このデータだけ履歴に残っていました)である、
    >サイコロを投げると毎回出目が違います、ということを示しただけで不確定原理も量子力学も一切含まれておらず、せいぜいこの正男には統計学の要素が含まれているだけだというわけですか。
    に対しての返答をいただけると幸いです。

  2. むぎ のコメント:

    こんにちは。質問内容に対する解説は、明日か明後日辺りに本記事に掲載します。

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