具体的表現の減った新しい津波警報 3月7日運用開始

NHKニュース(2012年11月2日 4時25分) 新しい津波警報 来年3月7日運用開始
東日本大震災を受けて気象庁が見直しを進めていた新しい津波警報や情報は、来年3月7日から運用が始まることになりました。
去年3月の巨大地震では、気象庁が直後に発表した大津波警報で津波の高さの予想が実際を大きく下回ったことから、気象庁は津波警報や津波に関する情報の見直しを進め、来年3月7日から運用を開始すると発表しました。
新しい警報や注意報は、予想される津波の高さの区分を今の8段階は細かすぎるとして5段階に減らし、津波注意報は高さ「1メートル」、津波警報は「3メートル」と表現するほか、大津波警報は「5メートル」と「10メートル」、それに「10メートル超」の3種類とします。
またマグニチュード8を超える巨大地震で、すぐに地震の規模が分からない場合は予想される高さを数値で示さず、大津波警報では「巨大」、津波警報では「高い」と表現します。
このほか沖合に設置されているGPS波浪計や海底津波計で津波が観測された段階で避難を呼びかけるため、「沖合の津波観測に関する情報」が新たに設けられます。
気象庁では来月から来年2月にかけて、防災機関や自治体などと月に2回ずつ訓練を繰り返し、来年3月7日の正午に運用を始めるとしています。

◆改悪ではないか

津波警報は今回の改訂で具体的な表現が減ることになる。
予想される高さの区分は8段階(0.5, 1, 2, 3, 4, 6, 8, 10m以上)から5段階(1,3,5,10,10m超)に減り、
M8超の地震が起きた場合、数値を表さずに、大津波警報なら「巨大」、津波警報なら「高い」と表現するという。

私は、今回の見直しは却って粗悪にしてしまったのではないかと思う。
情報は出来るだけ正確な方が良い。だから、津波の高さの区分を減らしたり、単純に大津波警報を「巨大」、津波警報を「高い」をするのは間違いだと思う。

東日本大震災の津波が気象庁の発表した予想より大きかったことから見直されたわけだが、そもそも東日本大震災の様な巨大津波が発生する確率は非常に低いものだ。それに、地震や津波の観測技術はこれから進歩するだろうから、従来の観測精度に合わせて警報を粗い物にしてしまうのも疑問だ。

◆参考

気象庁「津波警報の改善について」

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