福井地裁、大飯原発3,4号機運転否認 非科学的判断・権利濫用


産経ニュース 「大飯原発」再稼働認めず…福島事故後、初判決 定期検査中の3、4号機 福井地裁(2014.5.21 15:25) Internet Archive:1

東京電力福島第1原発事故後、安全性の保証をせずに大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させたとして、福井県の住民らが関西電力に運転差し止めを求めた訴訟で、福井地裁(樋口英明裁判長)は21日、現在定期検査中の2基を「運転してはならない」と命じ、再稼働を認めない判決を言い渡した。福島事故後、原発の差し止めを認める判決は初めて。 関電が再稼働を目指し規制委で審査中の2基だけでなく、各原発の審査にも影響を与える可能性がある。

原発差し止め訴訟で住民側が勝訴したのは、金沢地裁が平成18年、北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の運転停止を命じた判決(名古屋高裁金沢支部で逆転、確定)に次いで2例目。

福島事故の影響で、国内の全原発停止後、24年6月に民主党政権(当時)が大飯3、4号機の再稼働を決定し、2基は同年8月に営業運転を再開。提訴時の同年11月には稼働しており、昨年9月に定検で停止した。関電は再稼働に向け、規制委に審査を申請し、昨年7月に施行された新しい規制基準に基づき審査が続いている。

関電が想定した「基準地震動」(耐震設計の目安となる地震の揺れ)より大きい地震動が発生し、施設に影響を与えるか、災害時の過酷事故対策が十分に講じられているかなどが争点だった。

他者の優れた考察

池田信夫
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奈良林直
GEPR 工学者が見る大飯原発差し止め判決の誤り (保管 1,2)
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プレスリリース「関西電力大飯原発3、4号機運転差止め裁判の判決に関する見解」
澤昭裕
「大飯原発判決」これだけの誤り

考察

本件の判決は、専門知識に著しく欠け甚だしい非科学的思想に基づいたものであり、著しく不当なものだ。
しかも福井地裁は、炉規制法の趣旨やそれに基づく規制基準の適否を無視している。そもそも、原発に対して稼働停止命令を出す権限は原子力規制委員会のみに在り、福井地裁には無い。それを福井地裁は「人格権」を口実にして不当に電力会社や国に損害を与えようとしている。司法機関が司法を蔑ろにしているのだ。
また、澤昭裕氏が指摘するように、地裁は判決に対する指弾を躱すための予防線を張っている。すなわちこの判決は悪意に基づいており、裁判官に良心が著しく欠落していることを示している。この点は「判決内容の是非」よりも重大な問題である。

この判決は明らかに不当なものであるが、大手報道機関の中でその不当性を指摘したのは産経新聞社だけであった。

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