絶対に笑ってはいけない名探偵24時(2015-12-31) 感想


日本テレビ系 絶対に笑ってはいけない名探偵24時!
放送:

今年の大晦日も例年通り「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけないシリーズ」を鑑賞した。

感想

ほんの初めの部分だけ中居正広(SMAP)が参加した。これは多分、視聴者を掴む為の戦略だ。

序盤のバス内でのネタの一つに「ヒガンバナ」(日テレ系の新劇)の然りげ無い宣伝(ステマ)が有った。まあ私はステマは嫌いではないが、ネタとしては普通に面白くなかった。

「10分間連帯責任カード」は傑作だった。
松本の機転の良さによって、邦正の生ケツバット地獄が産み出された。
今回最大の見どころであり、「笑ってはいけないシリーズ」の中でも指折りの名シーンだったのではないか。

シリーズの単調さは予てから感じていたが、今回はそれを通り越して最早出演者も含めて番組制作の熱意が無いように感じた。
ガキ使メンバーに就いては「笑ってはいけない」という建前を守る気も感じられず、緊張感のない和気藹々とした雰囲気だった。
演者からすれば、毎年単調な「笑ってはいけない」という規則を守り続けるというのも”芸が無い”というもので、それを次第に破っていくのが筋だろう。但しそれで面白い作品が産まれないようならば「もうお終い」という事だ。
だから、流石に来年の大晦日はもう放送はないのではないかという気がする。

今回の設定は「名探偵」だが、実際は殆ど関係なかった。さらに「驚いてはいけない」「鬼ごっこ」等、「笑ってはいけない」以外のネタの比率が高すぎ、題名が形骸化している印象を持った。

総評

全体的には面白くなかったが、他の地上波channelよりはマシだったと思う。
面白かった部分も幾つか有ったが、作品として失望する様な点が目立った。

「笑ってはいけないシリーズ」はこれで13回目となり、大晦日に放送された分は今回で10回となった。
今回はネタ切れ感が全開で、大晦日に放送するものとしては質が低すぎると思う。丁度10回となったことを区切りとして今回で大晦日の笑ってはいけないシリーズは終わりそうだ。

ここからは「笑ってはいけないシリーズは今回で終わる」と仮定した上での話である。
単調で新鮮味を失っていたのはもう何年も前からだが、それでも制作陣が毎年制作し続け今回で終わりとする理由は、制作側が放送終了の名目を「人気が下がって打ち切り」という印象の悪い物ではなく「切りが良いから」という印象の良い物にしたかった為かもしれない。
そうだとすれば、今回の質が例年と比べて一段と低かったのも囚人のジレンマ(ゲーム理論)に当て嵌めて「番組制作陣が放送局を裏切った」と説明できて納得がいく。因みに、”裏切った”と言っても、契約や法律に違反したということではない。

視聴率では、NHKを除く地上波放送の中で最高だった様だ。最高位を得られた理由は、他の番組がつまらなかったのもあるだろうが、中居正広を最初だけでも参加させて視聴者を”キャッチ”出来た事が大きいと思う。

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