探検バクモン「秘宝ザクザク! 日本一の博物館」(全二回)

NHK 探検バクモン「秘宝ザクザク! 日本一の博物館」(前編後編)を観た。
探検場所は東京国立博物館。収蔵品は11万点、国宝は87点を収めている。1872年に建てられた日本最古の博物館。建物自体も重要文化財に指定されている。

◆展示の技術

高さ3mぐらいの六世紀の菩薩立像は、免震台の上に立っている。この免震台の内部にはラグビーボール状の鉄球が挟まっており、大きな横揺れを小さな縦揺れに変換することが出来る。これによって震度7の地震でも像が倒れず、従来据え付けられていた支えを無くすことが出来た。

紀元前10~8世紀頃のエジプトのミイラを密閉しているケースにも、保存状態を保つ為の高度技術が隠されている。ケース内は酸素濃度が非常に低く、湿度は常に50~60%に保たれている。また、ミイラを照らすライトは紫外線・赤外線を出さず、発熱も抑えられている。

ガラスケースのガラスは、一般のガラスより高透過・低反射の最新鋭のものだ。更に、ガラスは二枚重ねになっており、間には地震などが起こったときにガラスの飛散を防止するフィルムが入っている。
サヘルが誤ってガラスに鼻をぶつけていたが、これだけ透明度の高いガラスだと、注意書きをした方が良いかも知れない。

絵画は僅かに上に傾いて展示されており、照明は高い位置に設置している。これによって、顔を絵画に近づけても絵画に影がかからないようになっている。

このような展示の技は、客が鑑賞に集中できるよう、気付かれないように工夫しているという。

◆博物館の裏側

バクモン一行は一般人立ち入り禁止のセキュリティの厳重な場所に入る。
文化財の修理室では、文化財自体にできるだけ手を加えることなく、可能な限りその寿命をのばしていく方法で保存と修復を行っている。これを臨床保存といい、東博が世界に発信している考えだという。
X線を扱う部屋もあって、そこでは文化財の内部の構造や、材質を検査できる。

◆番組の感想

最新技術などを駆使した展示の技や、めったに見る事の出来ない修復の現場が興味深かった。
日本の重要な宝がいかにして守られているかを知れて良かった。

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